カロテノイド遺伝子[carotenogenesis gene]

 カロテノイドの生合成に関与する酵素・遺伝子が20種類以上機能的に同定されている.陸上植物シアノバクテリア紅色細菌で研究が進んでいるが,他の光合成生物ではあまり生合成経路や遺伝子がわかっていない.酵素の機能は遺伝子破壊あるいは大腸菌内での機能発現から研究されている.紅色細菌ではカロテノイド遺伝子がクラスターを形成しているが,シアノバクテリアや陸上植物では形成していない.ゲノム塩基配列がわかっていても相同性から検索できない例,同じ機能の遺伝子より別の機能の遺伝子の方が相同性が高い例もある.また同じ機能の酵素でも基質特異性に差異がある例もある.同じ機能の遺伝子でも生物により遺伝子名が異なる例があり,細菌(光合成細菌,シアノバクテリア)ではcrtを使うことが提案された.カロテノイドの生合成の項目に既知遺伝子を示し,各酵素の項目に反応や性質を示した.

関連項目


Last-modified: 2015-03-23 (月) 16:28:32 (1522d)

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