フェオフィチナーゼ[Pheophytinase]

フェオフィチンaのフィチル基を加水分解し,フェオホルビドaを生成する酵素.別名フェオフィチンフェオホルビドヒドロラーゼ(PPH).α/βヒドロラーゼフォールドを有する加水分解酵素であり,クロロフィルは基質としない.フェオホルビドaはクロロフィル分解の中間代謝物であり,フェオフィチンaクロロフィルaからマグネシウムデケラターゼによって生成されると考えられることから,フェオフィチナーゼはクロロフィル分解の主要経路上の酵素と考えられている.フェオフィチナーゼの突然変異体pphは葉の老化過程においてクロロフィル分解が抑制され,緑色が保たれる.

関連項目


トップ   編集 凍結解除 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2020-05-12 (火) 04:45:18