相対成長速度[relative growth rate] †
個体重当たりの物質生産速度.個体乾燥重量をwとすると,1/w・dw/dt (=r)となる.植物の形態(葉面積比)と葉の物質生産効率(純同化速度(率))で決まる(→成長解析).w=w0exp(rt) (w0:初期個体重)となるので,相対成長速度が一定であれば,成長は指数関数的になる.しかし,相対成長速度は生育段階や環境条件によって変化する.特に,成長に伴う葉/茎比の低下や自己・相互被陰の激化による相対成長速度の低下は顕著であり,成長も頭打ちになる.
関連項目 †