P515 葉緑体で観察されるカロテノイドシフトで515~520 nm 付近の吸光度の増加として観察される.葉緑体の場合クロロフィルの電場による吸光度変化の影響もあるため典型的なシフト型差スペクトルは得られないが, 515 nm 付近の変化はほぼ純粋にカロテノイドの吸光度変化によるものとされ,膜電位,膜内電場の変動の指標として用いられる.