*チラコイド膜[thylakoid membrane] [#yc139279]
 チラコイドは「小袋のような」の意.[[葉緑体]]や[[シアノバクテリア]]の内膜系で,クロロフィルを含み光合成の電子伝達の場となっている扁平な膜胞.陸上植物では,[[グラナチラコイド]]と[[ストロマチラコイド]]に分化している.その主成分は,脂質では,モノガラクトシルジグリセリド,ジガラクトシルジグリセリド,ホスファチジルグリセロール,スルホキノボシルジグリセリドであり,タンパク質としては光化学系Ⅰ複合体,光化学系Ⅱ複合体,シトクロム'''b'''&subsc(6);'''f'''複合体,ATP合成酵素などである.また,シアノバクテリアや紅藻はアンテナ色素として,[[フィコビリソーム]]をチラコイド膜表面に持つ.通常は,葉緑体の包膜やシアノバクテリアの細胞質膜とはつなかっていない.(→色素体包膜)
 チラコイドは「小袋のような」の意.[[葉緑体]]や[[シアノバクテリア]]の内膜系で,クロロフィルを含み光合成の電子伝達の場となっている扁平な膜胞.陸上植物では,[[グラナチラコイド]]と[[ストロマチラコイド]]に分化している.その主成分は,脂質では,モノガラクトシルジグリセリド,ジガラクトシルジグリセリド,ホスファチジルグリセロール,スルホキノボシルジグリセリドであり,タンパク質としては光化学系Ⅰ複合体,光化学系Ⅱ複合体,シトクロム'''b'''&subsc(6);'''f'''複合体,ATP合成酵素などである.また,シアノバクテリアや紅藻はアンテナ色素として,[[フィコビリソーム]]をチラコイド膜表面に持つ.通常は,葉緑体の包膜やシアノバクテリアの細胞質膜とはつなかっていない.



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