*斑入り[variegation]
   花や葉などで地の色と違った色がまだらに混じっていること,あるいはそう見えることをいう.園芸的に重要.同じ色の部分を斑あるいはセクターと呼ぶ.色素の違いによる斑入りが生じる原因は,色素の合成に関与する遺伝子へのトランスポゾンの挿入・離脱による場合やウイルス感染による場合,それ以外の原因によるものがある.安定した体細胞キメラもよく見られる.表皮と表皮内側の細胞との接触状況や,表皮細胞の変型など,形態的な要因による斑入りもある.
#freeze
*斑入り[variegation] [#zc35be4c]
   花や葉などで地の色と違った色がまだらに混じっていること,あるいはそう見えることをいう.園芸的に珍重されており、古くから様々な品種が収集されてきている.葉の斑入りは、葉緑体の発達異常によるものと構造的な斑入りに分けられる。前者では、葉の形成過程における葉緑体発達に異常が生じ、正常な[[チラコイド膜]]がない葉緑体([[プラスチド]])を持つ細胞ができる。この部分が黄色~白色に見える斑となる。その原因は,遺伝的要因に加え、色素の合成/葉緑体発達に関与する遺伝子への[[トランスポゾン]]の挿入・離脱による場合やウイルス感染による場合がある.また安定した体細胞キメラもよく見られる.後者の構造的斑入りでは、各細胞内の葉緑体発達は正常であるが、表皮と表皮内側の細胞との接触状況や,細胞の配置など,形態的な要因により光の乱反射が起こり、白色に見えることで斑となる.



トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS