ベタインアルデヒドデヒドロゲナーゼ[betainealdehyde dehydrogenase]

  細胞内の浸透圧を調節するために大量に蓄積される適合溶質の一種であるグリシンベタイン合成の最終段階を触媒する酵素. NAD+を補酵素としてベタインアルデヒドをグリシンベタインに変換する.アカザ科では,本酵素は分子量6万の二量体であり,葉緑体に局在する.他の科における本酵素の局在性は未解明である.塩,乾燥,低温,高温のほかに,過酸化水素,植物ホルモンのアブシジン酸でも誘導される.


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Last-modified: 2020-05-12 (火) 04:43:32