大気の中で散乱・反射されることなく,太陽から測定点に直接到達する日射をいう.太陽光線に対して垂直な面が受けた直達日射のエネルギー量は直達日射量と呼ばれる.全天日射に対する直達日射の割合は,晴天日には7~8割になる.直達日射量を測定する測器は直達日射計と呼ばれ,太陽を含む狭い天空からくる日射を取り入れるための円筒と,円筒の底に設置された受光部から成り,測定は赤道儀を使って太陽を追尾しながら行われる.