集光性バクテリオクロロフィルタンパク質複合体1[light-harvesting bacteriochlorophyll protein complex1] †
紅色細菌,緑色糸状性細菌の反応中心に結合したアンテナ色素タンパク質複合体.紅色細菌の場合はLH1と呼ばれ,近赤外領域に単一の吸収ピークを示すが,緑色糸状性細菌のものはクロロフレクサスのB806-866複合体のように近赤外領域に複数の吸収ピークをもつ.アポタンパク質の遺伝子はいずれも反応中心のサブユニットタンパク質の遺伝子に近接して存在しており,反応中心と同様の合成制御を受けていると考えられる.
関連項目 †