D-リブロース-5-リン酸キナーゼ[D-ribulose-5-phosphate kinase]

  還元的ペントースリン酸回路構成酵素の一つで, ATPとリブロース5-リン酸からRubisco (ルビスコ)の基質となるリブロース1,5-ビスリン酸ADPを合成する.リブロース5-リン酸にのみ特異的に反応し,マグネシウムイオンを要求する.ホウレンソウでのKm値は110 μM(リブロース-5-リン酸)と60 μM (Mg・ATP).チオレドキシン-フェレドキシンの作用によりSH基が還元され,光活性調節を受ける.夜間の酸化された状態では光照射時に完全に活性化されたときの2%ほどの活性しかもたない. AMPによりアロステリックな阻害を受け, NADHにより活性化される.プロテオバクテリアのcbbオペロンにコードされ,分子量3万のサブユニットから成る八量体を形成して働くクラスⅠと高等植物とシアノバクテリアで発現しているクラスⅡに分類される.クラスⅡは分子量4万4千 のサブユニットから成る二量体を形成して機能している.高等植物のD-リブロース-5-リン酸キナーゼ遺伝子はシアノバクテリア由来であることが知られており,近年CP12を介したグリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼとの複合体形成による活性調節が明らかとなっている.

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Last-modified: 2015-03-23 (月) 16:25:28 (1522d)

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