C35H36N4O5,分子量592.3. クロロフィルaの中心金属のマグネシウムが脱離して2個の水素原子に置き換わり,さらにフィチル基が脱離した誘導体(下図参照).クロロフィルaに比べて比較的安定.吸収ピークは元のクロロフィルと大きく異なり,ジエチルエーテル中で409,505, 534, 609, 667 nm にある.生体内ではフェオフィチナーゼとマグネシウムデケラターゼによってクロロフィルaから生じる.ピロフェオフォルビドaはフェオフォルビドaのC132位のメトキシカルボニル基が水素原子に置き換わったもの.