DCMUやCMUとともに古くから使用されてきた代表的な除草剤で,今でも研究室では広く使用されている.光化学系Ⅱ反応中心複合体の構成タンパク質の1つD1タンパク質のQBキノン電子受容体部位(QB部位)に結合し,数μMオーダーでQAキノン電子受容体とプラストキノン間の電子伝達反応を阻害する.結合の特異性が高いので,アジト(14C)アトラジンを利用してQR部位の数(=光化学系Ⅱ反応中心の数)を測定するのにも利用されている. 2-chloro-4-ethylamino-6-isopropylamino-s-triazineのこと.