リボソームが欠損した色素体.オオムギのalbo-striansやトウモロコシのiojapの変異体などを用いて研究されている.リボソーム欠損色素体では葉緑体タンパク質の合成が阻害されているため,葉緑体内でのタンパク質合成がどのような生理機能に関わっているかを知ることができる.リボソーム欠損色素体の研究から葉緑体で核コードの葉緑体RNAポリメラーゼが働いていることなどが示されている.