当学会について

当学会は、日本学術会議指定協力学術研究団体です。

入会・登録情報の変更・退会の手続き

本学会への入会・登録情報の変更・退会を希望される方は、下記のフォームからお申し込みください。入会の場合は、会費(¥1,500/年)を郵便振替(加入者名:日本光合成学会、口座番号:00140-3-730290)にて御送金の上、手続きをお願いします。

会費納入

本会の会計年度は1月~12月です(会則第7条)。会費の納入は前納制をとっていますので、年会費(個人会員:1,500円、賛助会員:一口50,000円)は郵便振替(加入者名:日本光合成学会、口座番号:00140-3-730290)にて前年度末までに御送金ください。なお、会費の課税区分は「課税」ですが、本学会は免税事業者のためインボイスの発行には対応していません。

郵便振替口座: 日本光合成学会 00140-3-730290 ゆうちょ銀行
店名: 019(ゼロイチキュウと入力)
預金種目: 当座
口座番号: 0730290
氏名: ニホンコウゴウセイガッカイ

住所/所属変更や退会の申し出などは事務局まで

事務局長:jspr@photosyn.jp

※なお、大学事務などからのゆうちょ銀行への振り込みでは、振込人のお名前が入りません。申し訳ありませんが、別途、メールでお知らせ下さい。

会長挨拶

ご挨拶

 2023年より2年間、久堀徹前会長の後任として、日本光合成学会の6代目の会長をお引き受けしました。何卒宜しくお願い致します。
 日本光合成学会は、2009年5月30日の日本光合成研究会の総会の際に学会への組織替えが提案され、会員の投票で承認されて誕生しました。私は、光合成研究会に参加したりしなかったりで、ただの会員でしたが、当時研究会のままで活動を続けるか、学会として体制を整えるか、熱い議論があったと伺っています。その後、歴代の5人の会長、初代の事務局長の鹿内利治さんと現在の事務局長の園池公毅さんのご尽力で、国際的にもまれな、立派な光合成学会に成長しました。しかも、研究会の伝統を守り、極めて安い会費のまま会員の協力で各種行事を行ってきたので、誰でも気軽に入れる学会になっています。
 学会の主な行事は年会の開催と機関誌の発行です。年会は5月末か6月初めに開催され、その時々のトピックスを集めたシンポジウムやポスター発表が行われ、優秀ポスター発表賞も授与されます。それに合わせて若手の会の活動も活発に行われています。また、和文機関誌「光合成研究」を発行し、こちらも歴代の編集長の熱意で、毎号素晴らしい内容で提供されています。Web版光合成事典及びスペクトル等のデータは、初学者の勉強、学生のレポート作成から論文執筆まで、さまざまなところで活用されています。Wikipediaとは異なり、きちんと研究者同士の査読によって内容確認が行われていて、必要に応じて記載内容の更新も行われていますので、今後も安心してご利用ください。さらに、元会長の高橋裕一郎さん、事務局長の園池公毅さん、常任幹事の古本強さんのご尽力で、日本光合成学会が編集する教科書「光合成」も2021年に刊行されました。そして学会のホームページは、常任幹事の粟井光一郎さんを中心とする皆さんのおかげで、随時新しい情報を提供しています。
 このように、これまで5代の会長の下で学会としては十分な体制が整いました。私の役割は、このように順調に成長した光合成学会を間違いなく次世代に引き継ぐことだと思っています。世界中を大混乱に陥れたCOVID-19が蔓延してからほぼ3年が経過し、年会のオンライン化等、当学会も久堀徹前会長のリーダーシップの元、様々な対策で乗り越えてきました。そして今、ウィズコロナが常態化するなか、当学会も対面年会の開催など新しい体制が動き出します。2023年の年会は、6月3日(土)- 4日(日)に名古屋大学で、藤田祐一常任幹事を中心に対面で開催されます。2024年では、9月18日(水)- 21日(土)に第2回アジア・オセアニア国際光合成学会が神戸で開催される予定です。そのため、2024年の年会は単独では開催せず、アジア・オセアニア国際光合成学会に合わせて開催することが決まっています。そして「光合成研究」はこれまで年3回の発行から、2023年から年2回の発行になります。1回の発行分が少なくなりますが、掲載内容がより洗練されたものになるよう、会員の皆様からの投稿をお待ちしております。
 光合成の研究分野には、化学・工学から生態学までまれに見る異分野研究者が集まっています。当学会の活動は少しでもこれらの研究者に研究成果の発表、異分野間のコミュニケーション、交流を提供できれば幸いです。学会の活動がコロナ禍前よりも活発になるよう、会員の皆様のご理解と一層のご協力を頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。  

日本光合成学会会長
沈 建仁
(岡山大学 異分野基礎科学研究所)

日本光合成学会会則

第1条 名称および所在地

本会は日本光合成学会(The Japanese Society of Photosynthesis Research)と称する。会の住所を会長の所属所在地とする。

第2条 目的

本会は光合成の基礎および応用分野の研究発展を促進し、研究者相互の交流を深めることを目的とする。

第3条 事業

本会は前条の目的を達成するために、シンポジウム開催、学術誌の発行などの事業を行う。

第4条 会員

1.定義
本会の目的に賛同する個人は、登録手続を経て会員になることができる。また、団体、機関は、賛助会員になることができる。
2.権利
会員および賛助会員は、本会の通信および刊行物の配布を受けること、本会の主催する行事に参加することができる。会員は、会長を選挙すること、役員に選出されることができる。
3.会費
会員および賛助会員は本会の定めた年会費を納めなければならない。

第5条 組織および運営

1.役員
本会の運営のため、役員として会長1名、事務局長1名、会計監査1名、常任幹事若干名をおく。役員の任期は2年とする。会長、常任幹事は連続して二期を越えて再任されない。事務局長は五期を越えて再任されない。会計監査は再任されない。
2.幹事
本会の運営のため、幹事をおく。幹事の任期は4年とする。幹事の再任は妨げない。
3.編集委員会
本会の発行する学術誌の編集のため編集委員会を置く。編集委員会については別に定める。
4.常任幹事会
常任幹事会は会長と常任幹事から構成され、会長がこれを招集し議長となる。常任幹事会は本会の運営に係わる事項を審議し、これを幹事会に提案する。事務局長と会計監査は、オブザーバーとして常任幹事会に出席することができる。
5.幹事会
幹事会は役員と幹事から構成され、会長がこれを招集し議長となる。幹事会は、常任幹事会が提案した本会の運営に係わる事項等を審議し、これを決定する。
6.事務局
事務局をおき、本会の事務、サーバー管理および名簿管理を行う。
7.役員および幹事の選出
会長は会員の直接選挙により会員から選出される。事務局長、会計監査、常任幹事は会長が幹事の中から指名し、委嘱する。幹事は常任幹事会によって推薦され、幹事会で決定される。会員は幹事を常任幹事会に推薦することができる。
8.選挙管理委員会
本会の選挙を公正に実施するため、選挙管理委員会を置く。選挙管理委員会については別に定める。
9.関連組織
学会に、光合成に密接にかかわる関連組織を置くことができる。関連組織については別に定める。

第6条 総会

1.招集・構成・議長
総会は会長が招集し、出席会員をもって構成する。議長は出席会員から選出される。
2.報告事項
幹事会は総会において次の事項を報告する。
1)前回の総会以後に幹事会で議決した事項
2)前年度の事業経過
3)当年度および来年度の事業計画
3.承認事項
幹事会は総会において次の事項を報告あるいは提案し、承認を受ける。
1)会計に係わる事項
2)会則の変更
3)その他の重要事項

第7条 会計

本会の会計年度は1月1日から12月31日までとする。当該年度の経理状況は、総会に報告され、その承認を受ける。経理は、会計監査によって監査される。本会の経費は、会費および寄付金による。

付則

第1 年会費は個人会員1,500円、賛助会員一口50,000円とする。
第2 本会則は、平成14年6月1日から施行する。
第3 本会則施行後第一期の会長、事務局長、常任幹事にはそれぞれ、第5条に定める規定にかかわらず、平成14年5月31日現在の会長、事務局担当幹事、幹事が再任する。本会則施行後第一期の役員および幹事の任期は、平成14年12月31日までとする。
第4 本会則の改正を平成21年6月1日から施行する。
第5 本会則の改正を平成30年5月27日から施行する。
第6 本会則の改正を令和3年5月29日から施行する。

<日本光合成学会の運営に関する申し合わせ>

1.幹事会
幹事は光合成及びその関連分野の研究を行うグループの主催者である等、日本の光合成研究の発展に顕著な貢献をしている研究者とする。任期は4年とするが、原則として再任されるものとする。
2.事務局
事務局長の任期は2年とするが、本会の運営を円滑に行うため、約5期(10年)を目途に再任されることが望ましい。
3.次期会長
会長の引き継ぎを円滑に行うため、次期会長の選挙は任期の1年前に行う。
4.常任幹事会
常任幹事会の運営を円滑におこなうため、次期会長は常任幹事となる。  

<日本光合成学会の役員選出に関する申し合わせ>

平成27年5月27日 幹事会
平成30年5月26日 幹事会
1.選挙管理委員会
本会の選挙を公正に実施するため、選挙管理委員会を置く。選挙管理委員2名は常任幹事会が幹事会に推薦し、決定する。選挙管理委員の互選により委員長を選出する。
2.会長 [会則第5条第6項]
1)幹事および常任幹事による若干名の候補者の推薦方法
幹事は、会長選挙に推薦する候補者としてふさわしい会員を3名連記で投票する。投票結果が上位の会員について、常任幹事会は、本人の意向を確認した上で、若干名を推薦候補者として決定する。選挙事務は事務局長が執り行う。
2)会長選挙
会長選挙の実施に当たっては、会員に推薦候補者を提示し、全会員による単記無記名投票を実施する。最高得票者を、次期会長とする。得票数が同数の場合は、抽選により決定する。選挙事務は選挙管理委員会が執り行う。

<編集委員についての申し合わせ>

平成30年5月26日 幹事会
1.編集委員会の構成
会長が会員の中から氏名・委嘱する数名の編集委員により編集委員会を構成する。編集委員の任期は2年とし、2期を超えて再任されない。編集委員の互選により編集長を選出する。
2.編集委員会の職務
編集委員会は、日本光合成学会の発行する学術誌「光合成研究」の編集作業を行う。

<関連組織についての申し合わせ>

平成30年5月26日 幹事会
1.藍藻研究会
シアノバクテリアの研究発展を促進し、研究者相互の交流を深めることを目的として、日本光合成学会に藍藻研究会を置く。この目的を達成するために、藍藻研究会は、シンポジウム開催などの事業を行う。
2.藍藻研究会の組織運営
藍藻研究会の開催するシンポジウムの開催告知、開催後の報告を「光合成研究」に掲載するものとする。藍藻研究会の運営にかかる経費については、独立採算で行うものとする。

<他学会などからの日本光合成学会への協賛・後援・共催依頼についての申し合わせ>

平成28年5月27日 幹事会
1.他学会などが光合成に関連するトピックを含む会議(学会)を開催する際に、日本光合成学会の協賛、後援を依頼してきた場合には、協賛金などの支出を伴わない時には、会長が検討の上、承認する。
2.他学会などが開催する光合成に関する国際会議が下記の条件を満たす場合には、常任幹事会の承認のもとに、日本光合成学会から他学会などへ協賛金などの支出を認めることがある。
条件:当該会議への企業の協賛、展示の出展、広告の出稿などの収入が日本光合成学会にあること

「光合成研究」 編集委員会

  • 編集長  古本 強(龍谷大学)
  • 編集委員 高橋俊一(琉球大学)
  • 編集委員 小口理一(大阪公立大学)
  • 編集委員 河合寿子(山形大学)

日本光合成学会役員 2024年度

  • 会長     沈 建仁(岡山大学)
  • 事務局長   粟井光一郎(静岡大学)
  • 事務局    高林厚史(北海道大学)   IT担当
  • 常任幹事   増田真二(東京工業大学)  光生物学協会
  • 常任幹事   彦坂幸毅(東北大学)
  • 常任幹事   野口 航(東京薬科大学)
  • 常任幹事   古本 強(龍谷大学)    編集長
  • 常任幹事   鹿内利治(京都大学)
  • 常任幹事   皆川 純(基礎生物学研究所)
  • 常任幹事   栗栖源嗣(大阪大学)
  • 常任幹事   小口理一(大阪公立大学)
  • 常任幹事   広瀬 侑(豊橋技術科学大学)WEB担当
  • 常任幹事   西山佳孝(埼玉大学)
  • 常任幹事   園池公毅(早稲田大学)
  • 会計監査   杉浦美羽(愛媛大学)
  • 選挙管理委員 野口 巧(名古屋大学)(2023年度~2024年度)
  • 選挙管理委員 三野広幸(名古屋大学)(2023年度~2024年度)