ヒドロキシニューロスポレンメトキシ化酵素[hydroxyneurosporene-O-methyl transferase]

 カロテノイド合成酵素.EC2.1.1.210.別名,デメチルスフェロイデンメトキシ化酵素(demethylspheroidene-O-methyltransferase).遺伝子名crtFリコペンなどの誘導体の1-OHΨ末端基のメトキシ化反応をする.紅色細菌Rhodobacterで最初に研究された.メトキシ基のメチル基はS-アデノシルメチオニン(SAM)由来である.基質特異性としてC-3,4間が二重結合(メトキシニューロスポレン不飽和化酵素(CrtD)活性あり)でないと基質にならない酵素と,単結合でもよい酵素がある.後者の最終産物はテトラヒドロスピリロキサンチンである.この酵素によりつくられる3級メトキシ基は紅色細菌に特有である.

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Last-modified: 2020-05-12 (火) 04:45:27