相対成長速度[relative growth rate]

  個体重当たりの物質生産速度.個体乾燥重量をwとすると,1/w・dw/dt (=r)となる.植物の形態(葉面積比)と葉の物質生産効率(純同化速度(率))で決まる(→成長解析).w=w0exp(rt) (w0:初期個体重)となるので,相対成長速度が一定であれば,成長は指数関数的になる.しかし,相対成長速度は生育段階や環境条件によって変化する.特に,成長に伴う葉/茎比の低下や自己・相互被陰の激化による相対成長速度の低下は顕著であり,成長も頭打ちになる.

関連項目


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Last-modified: 2020-05-12 (火) 04:42:58