Engelmann,Theodor Wilhelm, 1843-1909.ドイツの生理学者・微生物学者で,筋肉の収縮機構についてドイツとオランダで活発な研究を行った.彼は紅色細菌の光走性を観察し,その後これらの細菌の成長に光が必要であることを見いだした(光合成細菌の発見).さらに,細菌の走性を利用する鋭敏な酸素検出手段によって,光合成の波長依存性(作用スペクトル)を測定し,クロロフィル以外の光合成色素の機能を明らかにした.