光合成商[photosynthetic quotient]†
光合成の際に固定される二酸化炭素と放出される酸素のモル比(CO2/O2)をさす(O2/CO2の場合もある).実際には容積比として求めることが多い.光合成産物が炭水化物だけであれば以下の式に従って,光合成商は1になる. 6CO2+12H2O→C6H12O6+6O2+6H2O
タンパク質や脂質が光合成産物になる場合には,物質中の結合酸素の割合が下がるので,光合成商はそれぞれ平均0.8あるいは0.7となる.光合成商は植物の発育段階や栄養条件によって変動する.
関連項目†