日射[solar radiation]

  太陽からの放射を日射または短波放射と呼ぶ.日射のスペクトルは波長0.5μm付近にピークをもち,可視光0.4~0.7μmを含む.日射のエネルギー量は日射量と呼ばれ,波長0.2~3μmにほとんどのエネルギーを含んでいる.一般に水平面に入射する日射は全天日射(水平面日射)と呼ばれ,直達日射と'散乱日射に分けられる.大気上端に到達する水平面日射量は,太陽定数,太陽・地球間の距離,および天頂角に依存する.日射は,大気を通過する間に空気分子,浮遊微粒子,雲などにより散乱または吸収されて減衰する.地表に到達した日射は,その一部が反射され,残りは地表にある植物,土壌,水面などに吸収されて顕熱,潜熱,貯熱に分配されるほか,光合成にも利用される.地球における生命活動や大気の運動は日射エネルギーに全面的に依存している.

関連項目


Last-modified: 2015-03-27 (金) 15:06:08 (1769d)

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