短時間,低強度の赤色光(660 nm)により誘導され,その効果が同等の光量の遠赤色光(730 nm)により打ち消される反応.赤色光と遠赤色光を交互に何回照射しても,最後に照射した光の波長により反応の有無が決まる.応答にこの性質がみられれば,フィトクロムが光受容体として働いている証拠となる.ただし,フィトクロムAに特徴的な高照射反応や超低光量反応ではこの性質はみられない.