シアノバクテリアにおいて発見された,Rubiscoの大サブユニット(LS)と小サブユニット(SS)の会合を触媒するシャペロンである。Rubiscoシャペロンは、rbcXにコードされており、約15 kDaの低分子量タンパク質で、ホモダイマーを形成している.LSが8個とSSが8個で構成されるLS8SS8のRubiscoは,まずLSが2量体化し,続いてこれらが4個会合することでLSの8量体コアが形成され,最後にSSが会合することによって機能的なRubiscoが完成する.Rubiscoシャペロンは,LSに結合することにより,LSの2量体化,LS8量体コアの形成を促進または安定化すると考えられている.