クロロフィラーゼ[chlorophyllase]

  EC 3.1.1.14.クロロフィルのフィチル鎖を切断するエステラーゼの一種.分子量3.6万~4.1万.クロロフィリド類とフィトールを生じる反応を触媒する.また,一部の酵素は逆反応であるクロロフィリドのフィチル化やクロロフィルのエステル交換反応も触媒する.クロロフィル類のうちジヒドロおよびテトラヒドロポルフィリン誘導体は基質となるが,プロトポルフィリン型は基質とならない.シロザのクロロフィラーゼは水溶性の糖タンパク質で,分子量約4.1万のセリンエステラーゼである.シロイヌナズナ(2種),シロザ,オレンジ,ミカンの5種類のクロロフィラーゼ遺伝子が単離されている.リパーゼモチーフは完全に保存されているが,種間の相同性は低い.従来クロロフィラーゼは植物細胞内でのクロロフィルの分解に関与すると考えられてきたが, クロロフィルの分解に関与することを示す明確な証拠は見つかっていない.葉緑体外に存在すると考えられている.

関連項目


Last-modified: 2015-03-26 (木) 12:08:54 (1759d)

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