EC2.4.1.13. UDP-グルコースからフルクトースへのグルコース残基の転移を触媒し,スクロースを合成する酵素.本反応は可逆的で,実際の植物細胞内では主にショ糖分解を行っていると考えられている.一般に本酵素の活性はシンク器官で高く,貯蔵物質の合成活性と高い相関を示すことが多い.本酵素により生じたUDP-グルコースは細胞壁合成にも利用される.また,糖や低酸素条件により本酵素の遺伝子発現が制御される例もある.