目的とするDNAを金属粒子(直径1μm程度の金やタングステン)表面に凝集させ,高圧ガス(ヘリウム・圧縮空気)や火薬により銃弾のように発射し,物理的に植物細胞内に遺伝子を導入する方法.プロトプラスト化や特殊なプラスミドベクター構築の必要がない点て汎用性に優れる.核遺伝子以外にもタバコや単細胞緑藻のクラミドモナスでは,相同的組換えを利用した葉緑体ゲノムヘの遺伝子ターゲティングに用いられている.