EC2.1.1.1.クロロフィルaの生合成系系において,MgプロトポルフィリンIXのC13プロピオン酸にメチル基を転移し,MgプロトポルフィリンIXモノメチルエステルを生成する酵素.メチル基供与体はS-アデニシルメチオニンである.分子量約25-35 kDの単一ポリペプチド酵素.クロロフィル生合成系ではchlM,バクテリオクロロフィル生合成系ではbchMにコードされ,各々ChlM,BchMと呼ばれる.マグネシウムケラターゼのHサブユニットと相互作用することで活性が促進されるという報告がある.