光合成法[photosynthetic method]†
物質生産生態学において生態系の光合成生産(総生産および純生産)を求める方法の一つ.葉群内のいろいろな高さからとった葉についての光-光合成曲線の測定と,葉群内の光環境の測定に基づいて個々の個葉レベルの光合成量を葉群全体にわたって積分するのが一般的である.積分には門司と佐伯のモデルをはじめとする理論が用いられる.空気力学法や渦相関法などによる群落のガス交換の測定により光合成生産を推定する方法があるが,これらは光合成法とは呼ばれない.
関連項目†