黄化組織に赤色光を照射すると,たとえすぐに暗所に戻したとしてもフィトクロムの総量は半減期1~2時間で減少する.これをPfr暗失活と呼ぶ.この現象が見つかった当時はフィトクロムの分子種という概念がなかったが,現在ではフィトクロムAに特徴的な現象であることが知られている.一方,フィトクロムBではPfr暗失活はほとんどみられない.