クロストーク[cross talk]

  細胞間コミュニケーションあるいは細胞内での異なる代謝系間・オルガネラ間などの情報伝達において,共通した転写因子,シグナル因子あるいは受容体によってひき起こされると考えられる,情報伝達系の交差作用・相互作用をさす.たとえば,植物ホルモンの情報伝達系において,アブシジン酸エチレンは種子発芽に対して相反する作用を示すが,これはアブシジン酸とエチレンの情報伝達系が分子レベルで交差していることが分子遺伝学的に明らかにされている.また,オルガネラ間の情報伝達においても,健全な葉緑体から核に伝達される葉緑体シグナルによって核遺伝子の発現が制御されていると考えられており,核と葉緑体の間には情報伝達系の交差(クロストーク)が存在すると考えられている.

関連項目


Last-modified: 2015-03-23 (月) 16:28:40 (1725d)

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