最終収量一定の法則[law of constant final yield]

 作物収量は,栽植密度が低い段階では密度の増加に伴って増加するが,密度がある値を超えると収量は一定の値に達し,それ以上密度を高めても増加しないという,密度と収量の漸近的な関係をいう.生物学的収量ではこの法則は一般的に成り立つが,子実などの経済的収量においては成立しない例が認められている.後者の場合,ある密度で収量が最大になり,それ以上の密度では低下する.

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Last-modified: 2020-05-12 (火) 04:43:43