植物を24時間周期の明暗交代サイクルで育てたときに,ある長さよりも長い明期(長日(性)植物の場合)あるいは短い明期短日(性)植物の場合)で花芽形成が促進される場合,その明期の長さ(日長)を限界日長という.実験においては,その植物の日長に対する要求性の強さに応じて,50%の植物で花芽形成がみられる日長,花芽形成までに要する時間が最短になる日長,といった基準が用いられる.