LH1遺伝子[LH1 gene]†
紅色細菌の集光性バクテリオクロロフィルタンパク質複合体1(LH1)を構成するサブユニットの構造遺伝子. LH1は2種類のサブユニットα,βから成り,構造遺伝子は,それぞれpufA, pufBと呼ばれる.通常pufAとpufBは,反応中心のLサブユニット, Mサブユニットの構造遺伝子 pufL, pufMとともに,染色体上でpufオペロンを形成している.繊維状非酸素発生型光合成細菌もLH1をもつが,その染色体上でpufAとpufBは隣接してオペロンを形成するが,反応中心の構造遺伝子は別のオペロン上にある.
関連項目†