C5経路[C5 pathway]

  グルタミン酸から,グルタミルtRNA,グルタミン酸1-セミアルデヒドを経て5-アミノレブリン酸を合成する代謝経路.グルタミルtRNAシンターゼグルタミルtRNAレダクターゼグルタミン酸1-セミアルデヒドアミノムターゼによる3段階の反応から成る.グリシンとスクシニルCoAから5-アミノレブリン酸を合成するC4経路と対比してグルタミン酸を用いることからC5経路と呼ばれる.古細菌,細菌(αプロテオバクテリアを除く),プラスチドをもつ真核生物はこの経路をもち,プラスチド内にのみこの経路が存在する.

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Last-modified: 2020-05-12 (火) 04:46:05