マンガンの酸化[Mn oxidation]†
酸素発生系ではマンガンクラスターを構成するマンガン原子は,S状態の遷移によって酸化されて2~4(あるいは5)の酸化数をとる.一方,マンガン除去した標品ではMn2+イオンはチロシンZにより酸化され,光化学系Ⅱへの人工的電子供与体として働く.酸性溶液中でのMn3+/Mn2+の標準酸化還元電位は+1.5Vと非常に高い.光化学系Ⅱに存在するマンガン高親和性結合部位ではMn3+の安定化により酸化還元電位の低下が起こり, Mn2+がチロシンZ(+0.95V)によって酸化可能になると考えられている.
関連項目†